貧困JK問題、結局何が問題なの?

趣味にお金かけ過ぎで炎上、貧困女子高生うららさん

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昨今、NHKの貧困特集に出演した女子高生のうららさんがネットで批判を浴びている。

うららさんは母親と二人暮らし、生計は母親のバイト代で成り立っている。

家にパソコンがないため、中学時代にパソコンの授業においつけなかった体験を番組内で語った。

母親はせめてと思い、1000円のキーボードを購入して、うららさんが練習できるようにしてくれたのであった。

家にエアコンもなく、苦しい生活を強いられている現代の高校生としてNHKの報道が行われたのである。

さて、そのうららさんであるが、苦しい生活の一方、趣味にはお金を惜しまないようである。

すでにアカウントが削除されてしまったが、彼女のツイッターでその散財状況が確認できた。

6月19日映画鑑賞
7月4日ワンピグッズ6点お買い上げ
7月13日映画鑑賞
7月23日ワンピ映画鑑賞
7月25日ワンピ映画鑑賞(4DX)
7月31日ワンピ映画鑑賞
8月11日お台場ワンピイベントにてランチ(2650円)、ワンピグッズ10点以上お買い上げ
8月13日ワンピ映画鑑賞
8月14日ワンピ映画鑑賞(舞台挨拶)

(だが)ちょっと待って欲しい。

ワンピースの映画に何度も行けるんだったらバイトをしてお母さんの生計を助けてあげた方が良いじゃないか。

確かに今の若者は遊びに行くのも何かとお金がかかるだろうが、これでは世間の共感は得られない。

保守層「趣味に金かけすぎやろ、エアコン買えるやん」←三宅雪子「贅沢でない」

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ネットでは保守層を中心に、うららさんの散財状況に批判の声があがった。

さて、保守層が主張する事だったら、どんな事でも必ず反対する人達が出てくる。

元衆議院議員の三宅雪子議員がツイッターでこのように発言をしている。

貧困JK問題。貧困JKが少しでも贅沢していないか(それも贅沢でないし)調査しようなんて最悪だ。生活保護は憲法で「文化的な生活」が保障されているけれど、一切の娯楽も許さない不寛容な時代。私は生活保護家庭の子どもに、たまにはディズニーランドに行ったり、映画を観に行ったりして欲しい。

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三宅先生と言えば、民主党政権時に何もないところで転倒し、世間を騒がせた方である。

三宅氏の主張としては、生活保護家庭だからって、娯楽を許さないというのは実に不寛容であるというのである。

今回のうららさんの過程は生活保護を受けているわけではないが、議論から派生して生活保護の問題に触れたのであろう。

だがちょっと待って欲しい。

確かに安心して暮らす事ができる社会であって欲しい事は誰もが望むであろう。

しかし、生活保護のお金はそもそも国民の税金で成り立っている。

貧困の人達を単に援助するのではなく、貧困の人達を援助する事で、安定した社会を維持する事が目的である。

生きるか死ぬかの瀬戸際であれば、趣味に散財している余裕はない。

生活が成り立たないけど、趣味にも散財したいでは、税を納めている大多数の国民は納得しない。

保守派は生活の片手間で活動してるが別に生活保護要求してない

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ここで三宅氏に是非とも想像して欲しい事がある。

貧乏だけど愛国活動を行っている人がいたとしよう。

彼は、現在仕事がなく、家にエアコンもない。

しかし、拉致問題や憲法改正の問題についていてもたってもいられなく、収入がないにも関わらず日々活動にいそしんでいる。

確かに、就業活動を行う気がないわけではない。

しかし、彼の中では優先順位は自分の生活収入よりも愛国活動なのである。

そこで、生活保護を希望し、生活保護を受けながら愛国活動を続けたいというのである。

もし彼がNHKに貧困特集として出演したらどうだろうか。

世間は、非難の声ばかりとなり、もちろん同じ保守層からも「まず働けよ」と言うだろう。

そんな時に三宅先生は「憲法で『文化的な生活』が保障されている。愛国活動も彼にとっては『文化的な生活』。それを許さないのは非寛容」と政治的立ち位置を越えて擁護してくれるだろうか。

本当の貧困の解決は、安定した社会

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そもそも貧困問題の本質は、安定した社会を維持する事である。

一部の人間にあまりにも財産が集中し、格差拡大に歯止めがかからず、社会不安が増大し、治安が乱れては元も子もない。

仮に今一時的に貧困であっても、最低限のセーフティが確立されることで、希望を見いだせれば良いわけである。

だから、生活保護に国民の税金が充てられるのであり、国民も制度自体の必要性を感じている。

しかし、貧困JKにしても無職愛国活動家にしても、国家が援助をする必要はない。

そんなにしたければ三宅先生が私財で援助をしてあげればよかろう。

政治的な立ち位置を越えて尊敬されるだろう。

そして保守層に対して、「口先だけで何も行動にうさしてないではないか」と言わせてやる事ができるではないか。

三宅先生の今後のご活躍に期待します。

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