岡田克也「アメリカのおしつけじゃない」→「いや、おしつけでもいいんだ」

2016/08/24

改憲派「アメリカのおしつけ」護憲派「おしつけじゃない」

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民進・岡田克也代表「米国が書いた憲法とは、不適切な発言だ」 バイデン米副大統領を批判

アメリカのバイデン米副大統領が「(日本が)核保有国になり得ないとする日本国憲法を私たちが書いた」と発言した。

それを受けて何故か民進党の岡田克也代表が「不適切だ」と反応している。

事情を知らない日本国民は、「何で岡田さんそんなに怒ってるの」となる。

これはバイデン副大統領が、大統領候補のドナルド・トランプ氏の「日本は核武装をするべきだ」という主張に対する反論の文脈で発言したからある。

「トランプは俺達が作った憲法で日本が核武装できない事も知らないのか」と言いたくて、日本国憲法に触れただけなのだ。

が、日本では違った見方で受け止められた。

現在、日本国憲法についてはアメリカからおしつけられて作られたかどうかで意見が別れている。

改憲派は、占領下でアメリカが自分たちにとって都合の良い憲法としておしつけたのだと主張している。

国際法では例え戦争に負けたからといって、敗戦国の法律を変える事は禁止されている。

従って、こんな憲法はすぐにでも改正すべきであると主張している。

一方護憲派は、いや、日本国憲法は日本人自身の手で作ったんだという主張である。

その根拠として、国会の中で憲法草案を審議し、改憲の手続きを踏まえて成立しているからだと主張している。

しかし、その憲法草案は日本側によって作られたものではなく、アメリカ側が1週間で作ったものである。

従って、改憲派から、確かに改正手続きを経たものの、占領軍が主権が制限される中、草案をいやいや押し付けられたものでおしつけじゃないか、という反論が行われている。

そこで、当のアメリカ人自身が自分たちが作った憲法だと、発言したから護憲派としては根拠が崩れてしまったのだ。

現政権の副大統領という地位ある政治家の発言であるから、その影響力は大きい。

現在護憲色の強い民進党の岡田代表にとっては、「バイデンよ、何て事を言ってくれたんだ」という思いで「不適切だ」と批判したわけだ。

護憲派「おしつけじゃない」→「いや、おしつけでもいいんだ」

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報道によると岡田代表は「(GHQが)草案を書いたかどうかというよりは70年間、日本国憲法を国民が育んできた事実のほうがずっと重要なことだ」と強調した。

アメリカが草案を作っていようがなかろうが、戦後70年憲法が続いている事の方が大切であると。

だがちょっと待って欲しい。

要するにそれは、おしつけられたものであっても、中身が良ければ良いんだという事だろう。

今までさんざんおしつけじゃないおしつけじゃないと主張していて、当のアメリカが認めたら「いや、おしつけでもいいんだ」では説得力がない。

「70年間日本国憲法を国民が育んできた」という一部の人達の物語を「事実」と断定している一方、アメリカが憲法草案を書いた「事実」には何故直視しないのか。

護憲派「権利は勝ち取るものだー!」「でも憲法はおしつけでええよ」

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岡田代表の意見に護憲派の人達は賛同しても良いのだろうか?

護憲派や人権を重視する人達の意見として「日本人は人権意識が乏しい」というものがある。

日本はヨーロッパの国々のように革命を通じて個人の権利や民主主義を勝ち取ってないから、人権を持っている事に対する自覚が乏しいというのである。

行政により上から与えられたものであるから、真の意味で人権を日本人は獲得していないのである。

しかし、人権・個人の権利を保証している一番大切な憲法に関しては、他国のおしつけではまずいではないか。

普段はアメリカ軍は日本から出てけと言っているのに、アメリカがしかけた呪縛に一番縛られているとは。

岡田代表「3分の2をとらせない」←「国民投票すればええやん」

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なんかもうどんどん護憲派のぼろが出ていくが、そんな護憲派が改憲派を黙らせる方法がある。

国民投票で、改正反対を阻止すれば良いのである。

例え成立過程に問題があろうが、時代に合わないものだろうが、選挙の結果が全てである。

現行憲法の条文のままで良いという民意が示されるのだから改憲派にとどめを刺す事ができる。

しかし岡田代表は今回の参議院選挙では「3分の2をとらせない」というスローガンを掲げてしまった。

これでは改憲派からは馬鹿にされ、護憲派からはもっと頼りにされていないのではないだろうか。

岡田先生の今後のご活躍に期待します。
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