稲田大臣靖国参拝見送り~でも15日にできなくてもええやん~

何で毎年靖国神社参拝で騒ぐの?

 8月3日、稲田朋美・新防衛相(写真)は就任会見で、8月15日の終戦記念日に靖国神社に参拝するかどうかを問われ、「心の問題であり、行くとか行かないとか、行くべきとか行かないべきとか、言うべきではないと思っている」と述べ、明確な回答を避けた(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

稲田朋美防衛相、8月15日の靖国神社参拝見送り 13日からジブチ訪問で自衛隊員を激励

稲田朋美防衛大臣が今年の8月15日は靖国参拝を見送ったようである。

防衛大臣という立場で、中国韓国を刺激する事を懸念しての事と考えられる。

稲田大臣はこれまで閣僚の立場であっても、毎年靖国神社に8月15日にしてきた。

そのため保守層からは落胆の声がある。

しかし、そもそも靖国神社に8月15日に参拝するかどうかで何故ここまで騒がれるのか?

靖国神社とは戦争によって亡くなった兵隊さんを祀る神社である。

総理は国家を代表して祖国を護るために殉じた先人の供養に参っているのである。

我々が、亡くなったご先祖様の供養のため、墓参を行う感覚である。

そして、終戦日の8月15日が命日にあたるわけだ。

しかし、中国韓国の言い分としては、戦時中に攻められて迷惑を被った戦争の指導者であるA級戦犯も一緒に祀られているのはけしからんという話である。

いつからこんなにもややこしい事になったのか

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これは、さかのぼること1985年の中曽根康弘総理の時の事である。

それまで総理大臣が8月15日に靖国参拝を行う例は数多くあった。

このとき、朝日新聞が8月15日を前に、社説の中で中国の反発を懸念する主張を載せたのである。

しかし、当時中国は日本の総理大臣が靖国神社に参拝する事には何の反対の声もあげていなかった。

朝日新聞の報道を受け、初めて日本に総理大臣の靖国参拝に反対の声をあげたのである。

少し国家の問題だと想像がつきにくいが、良くある自作自演で他人を貶める事と同じだ。

あるコミュニティに、日本ちゃんと、中国君と、朝日ちゃん、そしてその他第三者がいたとしよう。

中国ちゃんと朝日ちゃんは何故か日本ちゃんが嫌いであった(朝日ちゃんは日本ちゃんのくれた土地に住ませてもらってる恩があるにも関わらず)。

日本ちゃんがご先祖様の命日に毎年お墓参りに行っていたとしよう。

ある時、朝日ちゃんは、日本ちゃんのご先祖様の一人が、かつて中国ちゃんのご先祖様に、セクハラ発言をしたり、仕事の取引で迷惑をかけた事があったとしよう。

そこで、朝日ちゃんは、「日本ちゃんはこんなひどいご先祖様のお墓参り行ってて中国君が怒ってるよ」と公衆の面前で主張しだした。

事情を知らない第三者達は「なんか日本ちゃん中国君を怒らしてるらしいね」といった声が増えてくる。

これはチャンスと中国君は「いやーそうなんだよ、実は前からこの件については怒っていて」と言い出したのだ。

日本ちゃんは、一体どうしたら良いのか困ってしまったという事である。

誰だって失敗は過去にあるでしょ

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確かに、日本ちゃんのご先祖様がやった事は事実であったかもしれない。

しかし、それが仮に事実であったとしても、長い人生の中の一部の事である。

中国ちゃんのご先祖様が日本ちゃんのご先祖様に迷惑をかけた事だってあったかもしれない(というか調べてみたらそっちの方が多くてたちが悪かったらしい)。

しかし、日本ちゃんにとっては、自分の大切なご先祖様に変わりはない。

さて、話は戻るが稲田大臣を支持している保守層の主張としては、かつて日本ちゃんのご先祖様はやったかもしれない悪い事の100倍以上良い事をしたというのである。

であるから、尚更命日の8月15日に靖国神社に参拝して欲しいと願っているのである。

これまで参拝を続けていた稲田大臣だけあって、保守層からは期待を裏切られた思いを主張する人もいるのだ。

「なんだ、日本ちゃんは『ご先祖様はやっぱり悪くない!私は命日に墓参に行く!』とか言ってたけど一貫してないじゃん」と批判されたという事だ。

参拝して貰いたかったら靖国神社への理解を広めればいいじゃん

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しかしこれは日本人として非常に他人事ではないか。

これだけ世界中に日本ちゃんのご先祖様が昔悪い事ばっかりをした印象が広がってしまっている。

事情を知らない第三者も良かれと思って中国君の味方にまわっている事もあり、日本ちゃんとしてもつきあいの中でなかなか自分の主張ができるタイミングがないわけだ。

日本ちゃんもだんだん「実はみんなが言う通り、やっぱり本当にご先祖様は悪い人だったんじゃないか」と自信をなくしていっていく。

もし、日本ちゃんに命日にお墓参りに行って欲しいなら、「いや、日本ちゃん、ご先祖様はこんな良い事してたじゃん」と内外に理解を広めるに尽きる。

従って保守層が本当に稲田大臣に参拝をして欲しいなら、稲田大臣を責めるのではなく、世間に靖国神社に対する理解を広める事が本質ではないか。

また、責めるとしたら、原因をつくった朝日ちゃんと中国君を責めるべきである(特に朝日ちゃん)。

それに稲田大臣は一般の人間と違って政治家の閣僚である。

内外から様々な横やりや、大臣としての多忙なスケジュール等、様々なしがらみや事情をかいくぐって、ようやく一政治家としての信条を実現できるのである。

終戦日に限らず、スケジュールの調整は非常に難しい。

確かに、今回は中国韓国の批判をかわすために、アフリカのジブチ訪問の予定をわざと入れたのかもしれない。

しかしそうであるならば、稲田大臣一人に責任を負わせるのではなく、中国韓国の世論を跳ね返すだけの世論を国内に広めればいいだけの話である。

稲田大臣であれば8月15日にできなくても他の日に参拝するであろう。

元々靖国参拝に熱心な稲田大臣をサポートしていく方が、現実的で建設的である。

祖国に殉じた英霊の名誉のためにも、他人事として考えるのではなく、行動に移していくべきではないか。

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